ボビー・マジックでロッテが31年ぶり頂点に

　バレンタイン監督率いるロッテが「ボビー・マジック」でシーズン2位からプレーオフを勝ち上がりパ・リーグ覇者として阪神と対戦。千葉での第1戦は7回途中まで大量9点をリードすると、ここで濃霧コールドゲーム。その後も今江敏晃、サブロー、福浦和也らマリンガン打線が炸裂し、4戦4勝。阪神は第4戦までJFKの強力救援陣の出番がないという展開だった。バレンタイン監督は外国人指揮官としては初の日本一に輝いた。

シリーズ男・今江敏晃が語る――勝敗を左右する“核”の選手

　チーム全体が「勝つ」ということに対して一つになって、どん欲に、楽しみながらやった結果がいい方向にいったと思いました。ほとんどの選手が日本シリーズ初体験で「やったるぞ!」みたいなテンションでした。だから、第1戦が霧で・・・