◆ヤフオクドーム◆開始18時33分(試合時間3時間31分)◆観衆36.068人[神]=●メッセンジャー−呉昇桓[ソ]=攝津−H森−〇五十嵐−Sサファテ
虎の子の1点を生んだ工夫と読み
幕切れはあっけなかった。9回表、1点を追う阪神は一死満塁のビッグチャンスも、西岡が3ボール1ストライクから一ゴロ。「一→捕→一」の併殺コースも、本塁フォースアウトの後、捕手・細川の送球が、西岡の体に触れて、ファウルエリアを転々。白井球審が西岡の守備妨害を宣告し、併殺完成。ソフトバンクが4年ぶりの日本一に
幕切れは珍しいケースになりましたけど、打ったバッターランナーの(西岡)剛も、投げた細川(亨)さんもギリギリのプレー、審判もギリギリのところでのジャッジだったと思います。
バントのケースだと打者走者は守備妨害を取られないようにできるだけラインの外側を走るように意識するのですが、あの場面では剛もゲッツーにならないようにと、できるだけ直線的に走っているし、邪魔しようという意図はまったくなかったでしょう。みんなギリギリの中での結果だったと思います。
ソフトバンクは、シーズン中に戦ってきたようないつもどおりの野球でしたね。バントで送るところはきっちり、0対0で行っても最後には僅差で寄り切る。強力打線というイメージかもしれませんが、僅差で押し切られる感じがあるんです。
この試合は8回の1点、しぶい1点で逃げ切り。なんといってもマッチ(
松田宣浩)の工夫が勝りましたよね。
僕が見た感じでは・・・
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