昨季まで5年連続Bクラスと低迷していたが、2013年に
森脇浩司氏が監督に就任すると、準備、コミュニケーションの大切さを説き、チームの意識改革に着手、戦う集団へと成長を遂げていった。今季は開幕戦こそ2年連続の延長サヨナラ負けという屈辱を喫したが、
西勇輝の開幕8戦8勝、ペーニャの本塁打量産などでスタートダッシュに成功。投手は
金子千尋を、打線は
糸井嘉男を軸にシーズン最後の最後まで
ソフトバンクと首位争いを演じた。
こうして、今季大躍進を遂げた
オリックスだが、この秋は9名のスタッフがチームを去った。一軍からは
長内孝打撃コーチ、
古久保健二バッテリーが一身上の都合で退団。代わりに
ヤクルトで一軍打撃コーチ、ヘッドコーチなどを歴任した
佐藤真一氏を打撃コーチとして招へい。また、11年にオリックスで現役引退後、球団職員として勤めてきた
前田大輔氏をバッテリーコーチに抜擢した。
さらに、二軍からは
長村裕之ヘッド兼チーフバッテリーコーチ、
小林雅英、
小林宏両投手コーチ、
西本聖育成チーフコーチ、
赤堀元之育成コーチが退団。
北川博敏打撃コーチ、赤川貴弘トレーニング兼コンディショニングコーチは球団職員に転身することとなった。代わりに横浜、BCリーグ/信濃でコーチ経験のある
吉田篤史氏、同じくBCリーグ/信濃でコーチを務めた
辻竜太郎氏、今オフ、オリックスで21年間の現役生活を終えた
平井正史氏が加わった。
11月1日から約3週間、高知県高知市にて行われた秋季キャンプには・・・
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