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今季、広島には3人の外国人野手が在籍した。FA補強を行わない広島では外国人補強は重要な即戦力供給源。財源も潤沢ではないため、いかに“安く”まかなうかも焦点だ。そこで、今季の3選手がどれだけ勝利に貢献したかを考察するとともに、年俸と照らし合わせて真の優良外国人を決める。

エルドレッドは年俸5000万の働き者


 今季の広島は138試合で外国人が四番を打った。「四番の仕事はチームを勝利に導くこと。チャンスで打って、走者をかえすのが自分の役割」と言うのはエルドレッドだ。

 3選手で最も多い110試合で四番を打ったエルドレッドは、開幕から6試合目の4月4日のDeNA戦(マツダ広島)から四番に座ると本塁打、打点を量産した。夏場以降は不振に陥り、二軍落ちもあったが、37本塁打で本塁打王を獲得。104打点はタイトルを獲得した阪神・ゴメスに次ぐリーグ2位だった。

 決勝打は8。印象深いのは4月27日の巨人戦(マツダ広島)で放ったサヨナラ3ランと、6月15日のロッテ戦(QVCマリン)で3点を追う7回に打った逆転の満塁弾。チームの連敗を9で止める仕事に・・・

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