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中日 過去9度のリーグ優勝を振り返る

 

中日は過去9度リーグ優勝を果たしている。各年度の勝敗や投打それぞれで目立った活躍をしたVの立役者を写真付きで紹介。また、シーズン全体の浮き沈みや基本オーダーを掲載。

1954年 86勝40敗4分
史上唯一のリーグ優勝、日本一




 選手の強い後押しにより、51年限りで退任した天知が監督に復帰。杉下、石川が投手陣をけん引し、開幕4連勝スタートなどで好スタートを切り、1位巨人に3ゲーム差の2位で球宴を迎えた。後半戦は杉下が鬼神のごとく活躍する。8月は16試合に投げて8勝0敗。8月末から9月にかけて8連投もあったという。日本シリーズでも杉下が7戦で5登板、最後は血マメがつぶれて出血しながらも投げ続け、3勝を挙げる大車輪の活躍で日本一に導いた。

天知俊一監督



投の主軸・杉下茂



 驚異的な落差のフォークを操ったフォークボールの神様。54年は最多勝、最高勝率(.727)、最優秀防御率、最多奪三振(273)、沢村賞、MVPとタイトルを独占した

打の主軸・西沢道夫



 元祖ミスタードラゴンズ。もともと投手だったが46年にヒジを壊し野手転向。52年に首位打者、打点王の2冠。54年は打撃コーチ兼任ながら、好成績を残した。



1974年 70勝49敗11分
巨人のV10を阻止し20年ぶりV




 元巨人の与那嶺監督に率いられて、巨人のV10を阻止した・・・

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