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特集・2015日本シリーズ大展望

戦力分析・ヤクルト 粘りの姿勢で活路開く!

 



日本シリーズ予想先発
第1戦@福岡 石川雅規
第2戦@福岡 小川泰弘
第3戦@神宮 館山昌平
第4戦@神宮 杉浦稔大
第5戦@神宮 石山泰稚
第6戦@福岡 石川雅規
第7戦@福岡 小川泰弘

先発が試合を作り後半に託したい


 日本シリーズでも最も大事になるのが投手力だろう。「野球はやっぱり守備」とCSファイナルステージ終了直後に捕手の中村が語ったように、最少失点で切り抜ければ勝利はおのずと見えてくる。そのためには先発陣が6回までしっかり試合を作ることが絶対条件。ベテランの石川、館山、若きエース・小川の3本柱を中心に、まずは先発陣が先制点を与えず、相手に流れを渡さない状況にしていきたい。

 今季のヤクルトの強みは何と言ってもリリーフ陣。勝利の方程式・ロマン、バーネット、オンドルセクに加え、秋吉、久古らが控えており、先発投手陣は「後ろが盤石なので初回からガンガン飛ばしていける」と口をそろえる。だからこそ守りに入ることなく、ソフトバンク打線にも立ち向かっていきたい。

文字どおり「チーム一丸」となって日本シリーズまでコマを進めてきた。戦力的には劣るかもしれないが、結束力ではソフトバンクより上。「つばめ改革」の集大成となる戦いを見せる



 守備の不安は左翼手・バレンティンだ。凡ミスでの失点は相手に勢いを与えかねないだけに、中堅手、遊撃手でカバーし、ムダなミスを防ぐことが大事になってくるだろう・・・

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