11月6日、秋季奄美キャンプで新生・ラミレスDeNAが始動した。昨年、最下位に終わった理由は全員が理解している。基本の徹底に対して、新指揮官は妥協しない。 写真=大泉謙也 ラミレス新監督が掲げるチーム構想
・年間100盗塁を目指す機動力野球
・失点減へ強気な内角攻め
・投手、野手のダブル主将制
長い道のりの第一歩、自身も減量に取り組む
引き締まった表情で、ラミレス新監督が所信表明した。
「私たちの目標は優勝すること。長い道のりになると思いますが、最初の一歩をこの地で踏み出せることがうれしい。ベストを尽くしたいと思う」
2年ぶりにDeNAへ復帰し、鹿児島・奄美大島で行われた歓迎セレモニーでの言葉だ。
中畑清前監督からバトンを受けた新人指揮官。チーム再建の第一歩となる秋季キャンプは、初日から実に密度の濃い内容だった。ウオーミングアップがスタートすると、コーチ陣に歩み寄った。
「優勝するためには何より、コミュニケーションが大事。基礎、土台作りをする上でコーチ陣、選手と良いコミュニケーションを取ることが必要。何をやってほしいと頼むのではなく、何が必要か、そういう意見を多く聞き取れるように、それを共有できるようにしたい」
参謀役の
進藤達哉ヘッドコーチ、投手部門を任せる
篠原貴行、
木塚敦志両コーチがともに30代とフレッシュになった。
小川博文打撃コーチ、
上田佳範外野守備走塁コーチは新任。「コミュニケーションが取れれば、より良い結果につながると信じている。投手と野手は均等に分けて練習を見たい」と打ち出した。
キャンプ前夜の全体ミーティングでは・・・
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