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特集・2016年球界大展望
日本人メジャー展望 頂点に登り詰めるのは誰だ!?

 

2015年はロイヤルズが30年ぶり世界一となった。16年は果たしてどのチームが世界一に輝くのか!?日本人メジャーでは青木宣親が新天地に移り岩隈久志がマリナーズに残った。またダルビッシュ有が5月にケガから復帰する予定。ここではメジャー・リーグと日本人メジャー選手たちの16年を占っていこう。(展望は日本人メジャー選手が在籍する地区のみ)
文=樋口浩一、写真=Getty Images

ア・リーグ東地区編/レッドソックスが大型補強成功!


 レッドソックスが今オフ大型補強に成功した。FA市場の目玉と言われた左腕プライスを獲得。またトレードでパドレスから救援右腕のキンブレルを獲得し、上原がセットアップ、田澤がリリーフに回る充実ぶりとなり、投手力は格段にアップした。2季連続最下位の雪辱を期すことになる。プライスを失ったブルージェイズは投手陣の整備が急務。それでもMVPのドナルドソンらを擁する打線は依然として強力だ。

 ヤンキースは16年も田中が先発の中心。チームは、二塁と遊撃をこなすカストロをカブスからトレードで獲得し、野手陣の強化を実現した。だが先発投手陣に故障持ちが多いことなど、3年ぶりの地区優勝を狙うにはまだ戦力が足りていない。ウィータース捕手の引き留めに成功したオリオールズ、再建期を迎えたレイズはチーム力の向上が必要になる。

田中将大は今年こそチームの柱として1年間先発ローテを守りたい



ア・リーグ西地区編/青木獲得で打線に厚みを増したマリナーズ


 デッドヒートを制して4年ぶりの地区優勝を果たしたレンジャーズ・・・

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