14年は日本人右打者最多となるシーズン193安打、15年は史上初の本塁打王と盗塁王の同時獲得と、2年連続で球史に名を刻んだ男が、今年も快挙に挑戦しようとしている。それが2年連続のトリプルスリー達成だ。だがその快挙と同じだけ欲しいと感じているのがゴールデン・グラブ賞。攻守走すべてがそろった選手になるべく、今年はさらに貪欲に高みを目指している。 取材・構成=阿部ちはる、写真=小山真司 現状維持が最大目標、そのための“自分らしさ”
――オープン戦が始まっていますが、今年のキャンプではファンの数も多く感じます。
山田 多いですね。一昨年や昨年に比べると、「山田選手!」って声を掛けてくださることが多くなったので、その分やる気が出ますよね。こういうキャンプ中や、練習でも。いつもご声援ありがとうございます!
――今季から背負っている背番号1の着心地はいかがでしょうか。気持ちの面で変わったなと感じることはありますか。
山田 まだ着けたばかりでシーズンも始まっていないので、今はそれほど変わったと感じることはないです。そういったことはこれから感じてくるのかなあとは思いますけどね。
――背番号の変更はもちろん、昨年の活躍もあり、山田選手への期待はより大きくなっていると思います。プレッシャーなどは感じていますか。
山田 いや、正直なところ今は感じていないです。でも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン