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チームを変革する新人

川口和久氏が見た巨人・桜井俊貴の能力と課題

 

巨人では史上33人目となる新人初登板初先発。4回までは0点で抑えたが、5回に一気に崩れ、黒星に。その後、ヒジの故障が発覚した。2013年まで巨人で投手コーチを務めた川口和久氏が期待のドライチのデビュー戦を解説する。


 立ち上がりはストレートがバラついていましたね。右打者の外にひっかけ、左打者の外は浮く。言うことを聞かない感じでした。それでも彼の第1変化球であるチェンジアップ、そして第2変化球のスライダーをうまく使ってしのいだ。捕手の小林誠司が称賛していたカーブも十分使えると思います。苦しい中で、この3つの変化球を使って、うまく投げていました。初回、得点圏にランナーを背負った後、ロマックを三振に斬って取ったスライダーがありましたが、あれは最高でしたね。

 問題はストレート・・・

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