開幕から話題を振りまくルーキーたち。高山俊、吉田正尚だけじゃない、俺たちもいる!一軍で確かなスタートを切った新人たちを中心に、2016年ルーキーたちの動向を総ざらい! 中日・福敬登
ほろ苦デビューのレジェンドの後継者
「34」が今季もナゴヤドームでマウンドに上がった。32年間の現役生活を終え、昨季限りで引退した
山本昌から偉大な背番号を継いだ
福敬登。春季キャンプこそ左足首ねん挫で二軍スタートとなったが、オープン戦3試合で結果を残し、チームの新人では唯一の開幕一軍を果たした。
3月26日の
阪神戦(京セラドーム)では3対7の8回裏二死から登板し、打者一人を抑えて“試運転”。3月31日の
広島戦(ナゴヤドーム)で、先発ローテ6番手としてマウンドに上がった。
先頭の
田中広輔は右飛に打ち取って上々のスタートだったが、続く
菊池涼介に二塁内野安打を許すと、三番の
丸佳浩に右翼への三塁打を浴びて早々に失点。2回には2四死球と安打で二死満塁とされ、菊池の中前打でさらに2失点。4回に二死一、二塁とされたところで交代を告げられた。3回2/3で4安打4四死球5失点とほろ苦いデビュー戦となった。「上半身だけで投げてしまい、下半身を使えなかった。打たれてカッとなってしまった」と試合後には反省。しかし終盤にチームが猛反撃を見せ、黒星がつかなかったのは幸いだ。悔しさは次の機会に晴らしてみせる。
広島・オスカル
12球団のルーキーで一番乗りの“勝利”
ルーキーでいの一番にプロ初勝利を手にしたのはオスカルだった・・・
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