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特集「我はエースなり!」
楽天・則本昂大インタビュー「野球少年がマネしたくなるような投手に」

 

グラブに刻まれる“魂”の一文字。これこそが則本昂大のピッチングそのものを表している。ルーキーイヤーから4年連続で開幕投手を務め、2年目からは田中将大に代わる楽天の新たなエースと呼ばれてきた。2年連続最下位。チーム低迷の責任をも背負って迎えた2016年シーズン。これまでとはひと味違った右腕がマウンドにいる。
取材・構成=富田庸、写真=小山真司、BBM


自らの行動で野手の信頼をつかむ


昨季にかみ締めた後悔が、今の自分の原動力となっている。決して絶好調と言えない投球ながら、プロ野球史上初となる開幕3連勝と3試合連続2ケタ奪三振を同時達成。球界のエースは誰かと議論されるとき、候補の1人として必ず挙がるのが「則本昂大」の名だろう。その右腕は今、どんな心境で新たなシーズンを戦っているのだろうか。

 今季、4年連続開幕投手を務めたわけですけど、新人だった13年はたまたま回ってきたようなもの。2年目以降は狙ってきた部分もありますけど、4年連続と言われても正直、ピンとこないんですよね(苦笑)。ただ、開幕戦については特別な試合だと思って投げてきたのは事実です。今季の相手は王者・ソフトバンク。初回から3本のヒットを許して2点を取られましたし、苦しい試合にはなりました。ただ、味方がすぐに逆転してくれましたし、僕も回を重ねるごとに調子を上げることができた。とにかく、チームが勝てたことが何よりです。

 今年は特に試合の入り方が難しいな、と感じていますし、もちろんこのままの状態でいいとも思っていません。ただ、試合中に修正することができ、後半になるにつれて良くなっていく感覚を手にすることができています。これは昨季になかったことなので、成長している部分として自分でも評価しているんです。何が理由かと考えたら、やはり打線の援護が心強い。先制されても、早くに逆転してもらい落ち着くことができた試合もありましたから。最初からそれを出せればいいんですけど(苦笑)。シーズンを通してずっといいピッチングができるとは限らない。悪い中でも何とか耐えて試合を作っていくことが大事だと思います。

 開幕3連勝と3試合連続2ケタ奪三振は史上初とのこと。もちろん記録に興味がないわけではないですけど・・・

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