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2016春・ドラフト特集

競合覚悟?1本釣り狙い?12球団ドラフト戦略を探る

 

2016シーズンはいまだ序盤戦、それでも各球団は未来へ向けた戦力マネージメントに余念がない。しかし“ドラ1候補探し”という点ではすでに決着がついている。89年の野茂英雄、90年の小池秀郎が指名を受けた史上最多の8球団を、創価大のNo.1右腕が超えるかもしれない。
※表の「年度」はドラフト開催年度ではなく入団年度

ソフトバンク・目指すはNo.1投手の獲得


 昨年はドラフト指名した6人すべてが高校生。素材重視、育成で戦力を高める方針を改めて示した。例年、ドラフト戦略は秘密裏に進められ、関係者が表立って語ることはないが、10年以降、第1回入札の指名は投手に集中しており、その年のNo.1と見た投手を獲得するのが基本方針。今年、最も注視しているのはもちろん田中正義(創価大)だ。“10連覇”という大きな目標を掲げるチームだけに、長期にわたって先発ローテーションを任せられる投手の獲得を目指す。

[過去5年のドライチ]
2016 高橋純平 投 県岐阜商高
2015 松本裕樹 投 盛岡大付高
2014 加治屋蓮 投 JR九州
2013 東浜巨 投 亜大
2012 武田翔太 投 宮崎日大高

[イチオシ候補]
創価大・田中正義

日本ハム・信念を貫いて狙うは超目玉


 例年の戦略どおり、ひるむことなく超目玉の田中正義(創価大)を1位入札することが濃厚だ・・・

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