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2016交流戦展望

ソフトバンク・セ6球団完全制覇へ

 

豊富な先発陣が戦いの基盤


昨年の交流戦最終カード広島戦でデビューしたバンデンハーク。セ他球団との対戦で威力を発揮する


 過去11度の交流戦を5度、勝率トップで終えている。得意とする戦いの今年の基盤となるのが豊富な先発投手陣だ。6連戦が3週にわたって続くが、先発6枚をハイレベルでそろえられるのが強み。開幕からローテーションを守るバンデンハーク、和田、千賀、武田を軸に、残る2枚は東浜と中田が有力。状態によっては、二軍で調整を続ける大隣や攝津に白羽の矢が立つ可能性もある。先発が試合をつくるうちに強力打線で得点を重ね、守護神・サファテに優位な形でつなぐのが勝ちパターン。7、8回で寺原、森、スアレスから方程式を築くことが理想だが、現状では状態を見極めての起用となりそうだ。

 攻撃面では三番・柳田から内川、長谷川、松田、中村までの中軸で左右の打者が交互に並ぶジグザグ打線が形成された。DH制なしのゲームでも、DHの長谷川を左翼に配して左翼の中村を右翼に回すことで打順を変えずに戦うことが可能。この中軸を固定して、一、二番と八、九番は相手投手との相性や状態によって入れ替えながら戦う。牧原、城所、江川といったサブに回ることが多い選手たちが・・・

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