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2016交流戦展望

広島・打線の破壊力は12球団No.1

 

故障者復帰で強いカープを!


新井、エルドレッドとの併用ながらパワフルな打撃が光る松山。打線のカギを握る


 9連敗の大失速を演じ、首位から転げ落ちた2014年の交流戦が印象的だが、通算でも6位以上に食い込んだのは3度だけ。交流戦通算114勝はDeNAの105勝に次ぐワースト2位と、伝統的に苦手としているステージだ。

 しかし今季は過去最高の3位(09年)を上回る絶好の機会が巡ってきている。最大の強みは5月22日現在で12球団最高のチーム打率.275、46本塁打、247得点、39盗塁をマークしている驚異の打線だ。一番・田中から五番・エルドレッドまでがほぼ固定されている上位は破壊力抜群。DH制採用時には好調の松山を左翼で起用できることも心強い。右太もも痛で離脱中のルナが復帰できるかどうかは微妙だが、間に合わなかったとしてもパ・リーグの投手たちには手強い相手となるだろう。

 投手陣でも、頸部神経根症と右肩痛のために登録を抹消していた黒田が・・・

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