週刊ベースボールONLINE

2016交流戦展望

初の交流戦に挑むルーキーたち

 

新人当たり年――そんな声も聞こえる2016年。序盤戦で光を放つルーキーたちが、初めて経験する交流戦という舞台で、果たしてどんな驚きをもたらしてくれるのか。交流戦をさらに沸き立たせるであろう、5人のフレッシュ・スターたちをピックアップ。

DeNA・今永昇太 パ強者の“内”を攻める



 開幕から勝ち星に恵まれなかったドラフト1位左腕が待望のプロ初勝利を手にしたのは、6度目の先発となった5月6日の広島戦(マツダ広島)だった。デビュー戦から5試合で好投しながらも、味方打線が33イニングで2得点と沈黙。それでも表情を変えずに腕を振り続けた。「単純に(初勝利が)遅過ぎた。これだけ勝つのが大変だとは……」。

 初勝利を境に5月は怒とうの4連勝で、防御率はリーグ3位につける。すでに先発の軸を担う左腕は、2カード目にホーム・横浜でパ・リーグ2位のロッテを迎え撃つことになるだろう。しぶとさと爆発力を兼備するカモメ打線、そして初対決となるパ強打者に対し、インコースを持ち前の強気な投球で果敢に攻めていくはず。交流戦をチーム浮上のきっかけとするためにも、フル回転が必要になる。

楽天・茂木栄五郎 プロ初を連発中の元気印



 圧巻の活躍を見せたのが5月14、15日のロッテ戦(QVCマリン)だった・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング