1975年、広島は球団創設26年目にして初優勝を果たした。この歓喜、そして以後80年代にわたる黄金時代の中心に、いつも、この2人がいた。山本浩二、衣笠祥雄。広島の球団史だけでなく、日本プロ野球史に燦然と輝く2人のレジェンドに、いまのカープについて語ってもらった。ここでは衣笠祥雄氏に話を聞く。 75年初優勝当時の山本浩二[左]、衣笠祥雄[右]コンビ。攻守走でチームをけん引した
ルナ効果で打線が活性
故障で離脱の時期もあったが、ルナの加入も大きかった
いいですね!いまは、みんなで運を引き寄せている感じがします。連勝もありましたし、
阪神3連戦も最後は信じられないようなエラーでサヨナラでした(6月26日・マツダ広島)。対戦相手も「なんだ、このチームは!」と思っているんじゃないですか。
鈴木誠也が
オリックス戦で、3試合連続の劇的なホームランを打っていますが(6月17〜19日・マツダ広島)、これは彼の力だけではなく、チームの力もあるでしょう。勢いにうまく乗っている印象があります。
開幕前は、こんなノリのいいチームとは思いませんでした(笑)
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