週刊ベースボールONLINE

2016後半戦大展望

広島戦力分析・悲願の25年ぶりVへ最大のチャンス!

 

野手、投手が好循環、控えも充実で視界良好


 2013年に16年ぶりのAクラスを勝ち取って以来、待ちに待ったリーグ優勝。25年ぶりの悲願達成へ、機運は近年では最高潮といえるほどに高まっている。

 シーズン序盤は強力打線がけん引した。3.4月は月間チーム打率.283、30本塁打、5月は同.260、25本塁打と爆発。6月には.249、17本塁打と落ち着いたが、今度は投手陣がチーム防御率2.83と試合をつくった。7月には打率.317、防御率2.66と投打がかみ合う好循環を見せている。

 先発は野村、ジョンソン、黒田が3本柱を形成し、若手の戸田、岡田らも健闘。昨季の課題だった中継ぎは新加入のヘーゲンズとジャクソンが接戦を守り、今村、九里らもさまざまな起用法に応えている。抑えでは中崎が盤石で、勝利の方程式を固めている。

 野手ではセンターラインも務める一番・田中、二番・菊池、三番・丸を開幕から固定。エルドレッド、ルナのベテラン助っ人が四番の役割を果たし、五番、六番には勝負強い新井、鈴木が座る。スタメン定着には至っていないものの、松山、安部、下水流らがラッキーボーイ的な役割を担うなど、投打ともに万全といえる状態だ。

 さらに7月には・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング