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DeNA 狙うぜCS突破!

巨人とのCSへ向けて…DeNA・今永昇太インタビュー「目の前の打者だけに向かっていきたい」

 

大学No.1左腕の称号にふさわしい投げっぷりだ。開幕から先発ローテの一角で、ほぼシーズンを通してフル回転。ストレートでぐいぐいと押す若々しい投球スタイルの一方でメンタルでは成熟した一面を持ち合せており、石田健大と並びDeNAの未来のエース候補でもある今永昇太。球団初のCS進出を決める試合に先発し、大役を果たした翌日、横浜スタジアムでの練習前に取材に応じてくれた。
取材・構成=滝川和臣、写真=大賀章好(インタビュー)、BBM


CS決めた広島戦で先発


──9月19日の広島戦[横浜]は球団初のCS進出のかかるなか、先発を任されました。雨の中、大事な試合で7回途中まで1失点。試合をあらためて振り返っていかがですか。

今永 自分の数字がどうこうじゃなくて、とにかくチームが勝つことが大事だと分かっていました。理屈抜きに勝てばいいという気持ちでした。

──プレッシャーはありましたか。

今永 今まで登板してきた試合とはワケが違うなと。もちろんプレッシャーはありましたが、それをいい意味でプラスに変えられたというか、重圧をどこか楽しみに変えて投げられた結果が、あのパフォーマンスにつながったような気がしています。

──高校、大学を含めて緊張する場面でもたくさん投げてこられたと思います。

今永 大学でもプレッシャーのかかる試合はありましたが、プロになって背負うものの大きさを感じながら投げてきました。より一層、重さを背中に感じながら、投げられたと思っています。

──試合に勝利し、初のCS進出が決定。ベンチやロッカーの雰囲気はいかがでしたか。

今永 みんなハイタッチしたり、喜び合ったり・・・

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