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特集・日本ハム伝説V!

日本ハム優勝特別コラム『“神ってない”男の涙』

 

文=えのきどいちろう(コラムニスト)
 今年はカープの「神ってる」が流行語大賞にランクインしそうである。ではファイターズのパ優勝はというと、僕はあんまり神ってない気がするのだ。そもそも「神ってる」コメントが飛び出したのはカープ11連勝のタイミングだが、ファイターズはそれをしのぐ球団新の15連勝を達成している。そんなに勝っても2位や3位だった。はるか上空にソフトバンクがいるのだ。「最大11.5ゲーム差をはね返しての優勝」は確かにミラクルだが、単独ではできない。「最大11.5ゲーム差」をつけてリーグをけん引したソフトバンクがいて、初めて可能になった。これだけの大差は一時の勢いでは埋まらない。うちは神ってないから、コツコツ結果を積み重ねていった。

 ただひとり「神ってる」存在が大谷翔平だった。もう常識の埒外のスーパースターである。一体、「日本最速の164キロ」を投じ、3割2分、22本(長打率.588)を残す選手って何だろうか。今季はオールスター直前にマメをつぶし、以降、打者として勝利に貢献した。夏場以降、ソフトバンクへの追い脚が鈍らなかったのは「打者大谷」の力だ。明らかにいちばん警戒されていた。

 僕は中田翔の胸中を思った・・・

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