週刊ベースボールONLINE

2016年ドラフト総決算

中日1位・柳裕也(明大・投手) 先輩の星野・川上を継ぐ強竜再建の切り札

 

明大からは4人がプロ志望届を提出し、育成ドラフトを含めて全員が指名を受けている。左から中道、星、柳、佐野


全幅の信頼を得ての主将兼エースの大役


 明大からプロ志望届を提出した選手は4人。ドラフト会議中継を、仲間とともに見守るため、テレビ放送開始の15分前(16時45分)に合宿所の食堂に姿を見せた柳裕也は、こちらが拍子抜けするほど、リラックスした表情でモニターの前に腰を下ろした。創価大・田中正義(ソフトバンク1位)、桜美林大・佐々木千隼(ロッテ1位)と並び、早くから今ドラフトの目玉と評価されてきた右腕である。事実、この後の第1回1巡目入札では、田中、佐々木よりも一足先に、中日DeNAによって指名重複となるのだが、19年ぶりに投手で名門・明治の主将を任された男は、さすが肝が据わっている。

 交渉権が中日に確定すると、満面の笑顔。直後の記者会見でも、「スタートラインに立ったと思うので、これからが厳しい野球人生、また頑張ります」と堂々としたものだった。

 そんな柳の表情が一変したのが、指名から3時間も過ぎたころのことだ。星知弥(ヤクルト2位)、佐野恵太(DeNA9位)、中道勝士(オリックス育成5位)と仲間全員がプロへの扉を開き、お祝いムードとなっていたところに、DeNAとの抽選を自らの右手で制していた中日・森繁和新監督が、タクシーで登場。電光石火のスピードあいさつである。指揮官直々のお出ましに、表情を引き締めた柳だったが、「頼むぞ」と声を掛けられると「チームを勝たせられる投手になりたい」と今度は感激の面持ちで決意を表した。

 中日には浅からぬ縁がある・・・

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