週刊ベースボールONLINE

2016年ドラフト総決算

西武1位・今井達也(作新学院高・投手) 甲子園優勝投手が見据えるシンデレラストーリーの先

 

色紙には「開幕ローテ」と力強く書いた。しなやかな腕の振りから投じられる最速152キロのストレートは表示以上のキレがあり、プロでも早い段階で一軍のチャンスがありそうだ


指揮官が言う「意志」が急成長の原動力


 高校生、大学生に逸材と言われる投手がそろった今回のドラフトで、西武が真っ先に指名したのが作新学院高の今井達也だった。先発投手の層を厚くしたいチームにとって、魅力的に映ったのは「将来性」だ。

 一方で今井自身は「総合的に見ても、まだまだ自分には力不足なところがある」と、上積みの必要性を感じている。それでも1位指名されたのは、それほど高い潜在能力を秘めている裏返しだろう。

 実際、この1年間に今井が見せた成長は目覚ましい。

「学校では、あまり目立たないほうなんです」

 高校生活最後の夏に甲子園出場を決めた直後、剛腕投手はそう言ってはにかんだ・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング