上原同様、キンブレルの加入で登板場面がひとつ繰り下がった形で、6回などを任されることが多くなった。今季は4年連続50試合以上登板を果たしたが、過去2年間は70試合以上だっただけに、物足りなさが残った。開幕当初は好調を維持したが、7月に入ると右肩のインペジメント症候群(肩が衝突し痛みを覚える症状)で故障者リスト入りした。7月後半に復帰も、それまでのような真っすぐのキレがなく、滅多打ちで降板することも増えた。その後、チームはキンブレル、上原が復調し中継ぎ、抑えが充実。田澤の登板機会も減っていった。今季でレッドソックスとの契約が終了した。
■2016年投手成績
試合数 53
勝利 3
敗戦 2
セーブ 0
投球回 49 2/3
奪三振 54
自責点 23
防御率 4.17