10年ぶりに日本一を奪回した栗山ファイターズにおいて、欠かせないキーマンになったのが中島卓也と岡大海。日本シリーズでも印象的な活躍を見せた2人が、知られざるミラクルVの舞台裏を語り尽くす! 取材・構成=松井進作、写真=桜井ひとし(特写インタビュー)、BBM 余韻に浸る間もなく過ぎ去った「日本一の夜」
学年は早生まれの中島卓也が1つ上だが、同じ1991年生まれの25歳の2人。プライベートでも親交が厚く、お互いを「オカちゃん」「タクさん」と呼び合う。そんな仲良しコンビによる日本一戦士対談は、本邦初公開(!?)の裏話&ぶっちゃけトーク満載の時間となった。 岡 いきなりですが、タクさんって日本一になった実感ってあります?
中島 実はそんなに実感がないんだよね。
広島で日本シリーズが終わった夜も会見やビールかけはやったけど、そのあとも明け方までテレビ出演があって、ご飯を食べにも行けなかったし、ホテルに着いて倒れるように寝て……数時間後にはもう北海道に帰る移動のバスに乗っていたからさ(笑)。
岡 そんな感じでしたよね。もちろんうれしいことなんですけど、かなり過酷でしたよ、あの日は(笑)。
中島 だから最近だよね、そういった余韻とかを少しずつだけど感じられるようになってきたのって。周囲の人からも「おめでとう」って言われるじゃない。ただ、周囲が思うほど自分では「日本一になったんだ」という感慨はないよね。もうすでにチームはその先に進んでいるわけだし。でもさ、オカちゃんは今回が初めての日本シリーズだったわけじゃない。率直にどうだった?
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