10年ぶりの日本一に上り詰めたが、オフに大型トレードで吉川光夫らを放出。陽岱鋼もFA退団濃厚の中で……待たれるのは新戦力の台頭だ。 ポイント1:2016年分析 内野陣の控えの人材難が課題
10年ぶりの日本一を奪回した最大の強みは均整の取れた総合力だった。ドラフトを軸とし、外国人選手など的確なスカウティングを実践。若手の成長、助っ人の狙いどおりの活躍がシンクロしたことで、チームが最大限に機能した。ただ露呈することはなかったが、不安要素としてあったのがバックアップの層。顕著なのは二遊間の
田中賢介と
中島卓也。2人とも大きな故障がなくシーズンを終えたが、離脱した場合の絶対的な代役が不在だった。さらに言えば
レアードも同じ。首脳陣は有事の際に何らかの打開策を見つけていただろうが、主力に故障者が出た場合は厳しい戦いを強いられていたはずだ。
投手陣は野手陣に比べて駒が豊富。ただ・・・
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