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2017年 12球団戦力チェック

2017戦力分析・広島 今季もFA戦線は不参加、Vメンバーの底上げを目指す

 

圧倒的な強さで25年ぶりVを達成。オフの大型補強は動いておらず、現有戦力の底上げで日本一奪取を目指す。


ポイント1:2016年分析 先発3本柱と同級生トリオが万全


 強固な投打の軸は最後まで揺るがず、球団史に残る圧勝シーズンを送った。

 投の中心となったのは野村祐輔、ジョンソン、黒田博樹の先発3本柱。野村が最多勝、勝率第1位の2冠に輝けば、ジョンソンは助っ人史上2人目の沢村賞を獲得。黒田も10勝を挙げる充実ぶりだった。一方の打は一番・田中広輔、二番・菊池涼介、三番・丸佳浩が積極的な足攻を仕掛けて伝統の機動力野球が復活。守ってもセンターラインを形成し、攻守でけん引した。

 課題と見られていた救援陣では、ヘーゲンズ、ジャクソンの新助っ人が活躍し、今村猛も復調。クローザーの中崎翔太が抜群の安定感を誇った。

 野手では・・・

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