故障者続出で5位に低迷した2016年。オフの戦力流出を回避し、西武・岸孝之も加入し、大きな波及効果が期待できそうだ。 ポイント1:2016年分析 故障者続きで勢いを失う
昨オフに
ロッテからFA移籍してきてキーマンとなるはずの
今江敏晃だったが、故障や打撃不振により年間通して一軍に定着することはできなかった。終わってみれば89試合の出場に留まり、打撃成績は軒並み前年を下回った。
ほかにもベテランの
藤田一也、
嶋基宏に故障離脱があり、チームの根幹を担うべき中堅の
銀次、
岡島豪郎も打撃面でスランプに陥ることも。なかなかベストオーダーが組めず、就任1年目の
梨田昌孝監督も頭を悩ませる毎日だっただろう。数少ない光明はリーグ3位タイの27本塁打を放った
ウィーラーと、新人ながら遊撃手として奮闘した
茂木栄五郎くらいのものだ。
投手陣でもエースの
則本昂大が夏場以降に失速し、唯一の2ケタ勝利も貯金は作れず。続く
美馬学、
塩見貴洋もあと一歩のところで2ケタ勝利を逃した。春先は抑えの
松井裕樹の不振が響き、逆転されるシーンが多数あった。中継ぎで安定感があったのは・・・
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