1年目から台頭が期待される筆頭は2位の
石井一成(早大)だ。強肩堅守の遊撃手。守り勝つチームにおいて、守備力の高さが備わる二遊間のレギュラー候補の育成は喫緊の課題。早大で主将を務めるなど次世代のリーダー候補としても数多くの経験を積ませて能力開花を促したい選手だ。二遊間はベテラン
田中賢介と中堅の域に差しかかる
中島卓也が強固なレギュラーだが、続く人材が伸びてきていないのが実状。積極起用で、スムーズな世代交代へ向けた下地を作る意味でも一軍の戦力として起用していきたい。
3位の
高良一輝(九産大)は完成度の高い本格派右腕。今季も大卒ルーキーの
井口和朋が開幕からブルペン入りしたように、キャンプやオープン戦でアピールできれば即戦力となれる可能性を秘める。社会人からプロ入りする8位の
玉井大翔(新日鐵住金かずさマジック)も強力なブルペン陣に新たな風を吹かせる実力がある。北海道・佐呂間町出身の道産子右腕だけに、本拠地の札幌ドームでは地元の大声援も大きな後押しとなってくれるはずだ。
1位の
堀瑞輝(
広島新庄高)は・・・
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