投手力に課題を残した今季の
ヤクルトは、ドラフトでは即戦力投手を多く指名した。指名6人中5人が投手となった。
1位指名の
寺島成輝(履正社高)、2位指名の
星知弥(明大)は特に即戦力としての評価が高く、1年目での登板機会はほぼ確実だろう。寺島は高卒ルーキーとはいえ、体つき、球威、ゲームメーク能力などで高校生離れしている。星も明治神宮外苑創建90年記念奉納試合(東京六大学選抜対ヤクルト)や神宮大会での好投でさらに評価を上げた。大学時代は4年春までリリーフとしての起用が多かったが、最速151キロの力のある直球を主体に強気で攻める本格派右腕は、チームの先発陣を見渡しても珍しい存在だけに、先発、リリーフ両にらみで適性を見極めていくことになりそうだ。
中尾輝(名古屋経済大)、
菊沢竜佑(相双リテック)ももちろん即戦力候補だが・・・
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