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2016年プロ野球記録集計号

2016年プロ野球 好珍記録アラカルト

 

2016年は例年以上に記録尽くしのシーズンとなった。ここまでに紹介し切れなかった忘れられない偉大な記録、珍しい記録、数字にまつわる考察をまとめておく。

通算盗塁成功率トップ、“神の足”が現役生活に幕



 10月13日に20年の現役生活に幕を下ろした巨人鈴木尚広だが、“神の足”の異名にふさわしい記録を残した。結果的に現役最後となった通算228個目の盗塁である。9月27日の中日戦[東京ドーム]、9回に代走で登場すると、すかさず二盗に成功。これで広瀬叔功の記録を抜き、通算盗塁成功率歴代1位(82.91%。200盗塁以上)に浮上。現役中は結果に一喜一憂しない鈴木尚だが、「成功率にはこだわっていた。素直に誇れる数字」と笑顔を見せた。なお、今季は10度走って10度成功の成功率100%で、これは“足のスペシャリスト”でもキャリア初。また、通算228盗塁のうち、代走で決めた盗塁は132に上る。


史上初!シーズン2度の「1球勝利」



 1球勝利を最初に手にしたのは、6月11日の広島戦[koboスタ宮城]。これだけなら史上39人目の記録に過ぎないが、驚くべきはこの後だ・・・

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