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2016忘れられない、 この一戦

【監督、オーナーの本音、ぼやき…】2016年言葉の底力 名場面の記憶はコメントとともに刻まれる

 

広島緒方孝市監督と鈴木誠也の「神ってる」が流行語大賞に選ばれるなど、今年は例年以上に野球界のコメントが話題となった1年だった。真剣勝負のなかで生まれた名言や迷言、思わずこぼれた本音など、男たちはいくつもの「言葉」でわれわれを惹きつけてくれた。

「どうせ苦しむのなら、もう1回苦しみましょう」
 中日森繁和監督の就任会見コメント。4年連続Bクラスに低迷するチーム再建にかける覚悟を示した。

「フロントだよ。補強してねえもん」
 7月、首位・広島に10ゲーム差とされた巨人の現状を聞かれた渡邉恒雄球団最高顧問・読売新聞グループ本社代表取締役主筆。「やっぱりこれはね、由伸(高橋監督)の責任じゃねえからな。フロントだよ。補強してねえもん。今の陣容で勝てって言ったって無理だよ」とフロント陣を非難。そして今オフ、大型補強に乗り出している……。

「いねえんだよ」
 6月18日のヤクルト戦、今季ワースト5連敗に、普段は温和な西武田辺徳雄監督がブチ切れた・・・

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