第4回WBC開幕まで2カ月を切ったが、1月14日時点で侍ジャパンメンバーの一部が未発表のまま。日本球界の総力をあげて、世界一奪回を目指すべき時に、なぜ19名のみの先行発表となったのか。また、「メジャー・リーガーを待つ」とはそもそもどういうことか。WBCが今大会を最後に終了するという一部報道の真偽とともに、今のうちに2つの“なぜ?“と“謎“を解決しておこう。いま、解決しておきたい 文=奥田秀樹 THEME.1 先行発表の真相
Q.1 なぜ、19選手を先に発表したのか? ANSWER.1 異例の形での発表だった。昨年12月、第4回WBCに出場する侍ジャパンの一部となる19選手が発表された。まず同20日にNPB所属の18選手が、そして翌21日にはアストロズの
青木宣親が、8年ぶりとなる参加を表明したのだ。
WBCは各国28選手でチームが構成され、最終登録期限は2月6日(アメリカ時間)。これまでの過去3度の大会では代表候補として30〜35選手程度が選出され、直前合宿などで28選手へと絞る手法が取られてきた。先行発表として19選手のみの選出は前例がない。その背景には、世界一奪還への小久保裕紀監督の思いが見え隠れしている。
理由の1つは・・・
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