日本球界のこれからを背負うPROSPECTにクローズアップ。ここでは、2017年の新人王も狙える逸材たちを軸に、編集部が厳選した、「いま見るべき10選手」を紹介しよう。 PROSPECT(プロスペクト)とは、『予想』『見通し』の意味を持つ言葉で、アメリカ球界では転じて『若手有望株』の意味で用いられ、球団そして球界の貴重な財産として扱われる選手たちのことを指します。 ※選手の能力評価はすべて10段階 広島・床田寛樹 緩急と修正能力に長けた左腕
4月5日の
中日戦[ナゴヤドーム]で初登板、初先発。初回こそ制球が定まらずに30球を費やし1点を失ったが、2回以降は最速148キロの直球とカーブで緩急をつけて7回途中3失点にまとめた(勝ち負けつかず)。左腕不足のチーム事情もあり、さらに起用が増えそう。
■適性、能力評価 適性 先発、中継ぎ 球速 6 変化球 8 球種 8 制球力 7 守備力 7 経験 5 ライバルは…? 中村恭平 DeNA・進藤拓也 50試合登板を目指す変則右サイド
プロ初登板は
ヤクルトとの開幕戦(3月31日、神宮)。1点差の7回、一死満塁というルーキーには荷が重い場面で投入され、中村に走者一掃の二塁打を食らった。それでも後続をぴしゃり。ドラフト8位ながら、変則右サイドとして存在感を増している。目標は「50試合登板」。
■適性、能力評価 適性 中継ぎ 球速 8 変化球 7 球種 8 制球力 7 守備力 6 経験 5 ライバルは…? 三上朋也 中日・三ツ間卓也 スタミナ満点タフネスリリーバー
育成1年目の昨季にファームで実績を残し、早々に支配下登録、開幕一軍を勝ち取った。救援、先発ともに適性があり、4月4日の
広島戦[ナゴヤドーム]では2回を投げ、
丸佳浩、
新井貴浩、
鈴木誠也の主軸を三者凡退させるなど、ロングリリーバーとして欠かせない。
■適性、能力評価 適性 中継ぎ、先発 球速 8 変化球 7 球種 7 制球力 7 守備力 6 経験 6 ライバルは…? 祖父江大輔 ヤクルト・廣岡大志 スケール大きい山田二世
「
山田哲人二世」との呼び声も高い右の強打者。昨季終盤に一軍デビューを果たし、初打席初本塁打の離れ業を演じた。今季開幕前には正三塁手・川端の離脱でレギュラー奪取のチャンスが到来も、打撃不振で二軍降格。スケールの大きな打撃をさらに磨きたい。
■適性ポジション、能力評価 適性ポジション サード、ショート 長打力 8 アベレージ 7 小技 5 走力 7 守備力 6 経験 5 ライバルは…? 川端慎吾 西武・本田圭佑 世界一に貢献した右腕
昨秋、U-23代表に選ばれ、エース級の働きで世界一に貢献した。オフには豪州ウィンター・リーグに参加し・・・
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