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2017外国人特集

日本野球を受け入れ、ファンに愛されたジャーニーマンたち

 

B.ウルフは西武で3球団目、NPB在籍8年目。3球団以上でプレーしている現役外国人3選手の中の一人だ。2000年以降に増えた“ジャーニーマン”たち。チームを変えても日本野球に対応し、結果を残し、ファンに愛された選手たちだ。ここでは過去のジャーニーマンたちを紹介する。
写真=BBM

近鉄でいてまえ打線をけん引し、巨人に移籍後は外国人初の両リーグ本塁打王に輝いたローズ。日本語も堪能だった


 1980年代、ロッテレロン・リーや阪急のブーマー、巨人のクロマティなど6年以上同じ球団で人気者として活躍した選手はいたが、球団を渡り歩き、しかも活躍したのはレオン・リー(ロッテ-大洋-ヤクルト)ぐらいだった。

 2000年代に入ると、日本のプロ野球で実績を残した他球団の外国人選手たちを獲得する球団も多くなってきた。それは未知数の新助っ人より、実績を確実に残せるという安心感が各チームにあり、獲得へ走らせる要因となっているだろう。

 それに伴い3球団以上を渡り歩く選手、いわゆる“ジャーニーマン”も増えてきたが、その中で数々のタイトルを手にした助っ人の一人がT.ローズ(タフィー・ローズ)だ。近鉄、巨人、オリックスと助っ人として最長の13年間プレー。近鉄では、いてまえ打線の三番打者として01年のリーグ優勝に貢献。96年から03年まで8年間で3度の本塁打王、2度の打点王に輝き、01年にはリーグMVPにもなった。その後、巨人に移籍。04年に本塁打王となり、外国人としては初の両リーグでの本塁打王になった。その後、一度アメリカ球界に復帰も・・・

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