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HUMAN CLOSE UP

楽天・銀次と岩手県営野球場が育む“夢” 「ここに来ることに意味がある。何か感じ取ってもらえればうれしい」

 

地方球場には、そこでしか感じられない味わいがある。選手、そしてファンの特別な思いが込められていれば、なおさらだ。岩手・普代村出身の銀次(楽天)が5月17日、盛岡の岩手県営野球場に帰ってきた。そこには、夢のような空間が広がっていた。
写真=川口洋邦

1万5608人の観客を集めた盛岡県営野球場。地元出身の銀次が打席に立つと、ひときわ大きな声援が送られた


 右拳を振り下ろし喜びを爆発させると、スタンドに向かって左腕を突き上げた。地元で大仕事をやってのけた銀次が、興奮を隠せない。5月17日、岩手県営野球場での日本ハム戦。初回に一挙5点を先制されながら、2回に銀次の中前打をきっかけにチャンスを築く。一番・茂木から四番・アマダーまでの4連続タイムリーなどで一気に同点。なおも二死一、二塁から、この回2度目の打席に立った銀次が、右前適時打を放ち逆転に成功した。「地元のファンの皆さんの前で、いいヒットを見せられてよかった」。会心の笑みを見せた。

 年に一度の盛岡開催。岩手・普代村出身の銀次にとっては毎年、大きな歓声を受けながら特別な思いでプレーする舞台だ。さらに今年は、昨年8月の台風10号による豪雨で大きな被害を受けた岩手・岩泉から、岩泉小学校の4〜6年生80人を球団が招待。子どもたち全員が、銀次のレプリカユニフォームを着て声援を送った。試合前には記念撮影も行い「(来てもらうことが)一番の元気になると思うし、自分も楽しみにしていた。まずは・・・

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