旧広島市民球場の老朽化により、2009年に開場した。広島市が所有しており、条例に基づく名称は「広島市民球場」。開場からマツダがネーミングライツを取得しており、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」と呼ばれている。左右非対称の構造で、レフト後方には山陽新幹線が通っている。「パフォーマンスシート」や「砂かぶり席」、「ただ見エリア」などバラエティ豊かな観客席をそろえていることでも有名。また、昨季には球場内にお化け屋敷「ざくろ女の家」をオープンするなど、野球観戦以外の楽しみも多く提供している。

　今季にはレフトスタンドの「パーティーベランダ」が“食”と“団らん”をテーマにリニューアルオープン。ライブキッチン・ビュッフェプランなどがあり、さらに豪華な空間へと生まれ変わった。また、こもど広場にはコモドオオトカゲの、かば広場には野生のものと同等サイズの2体のカバのオブジェが設置され、新たなスポットが誕生した。それ以外にも女性用トイレすべてに温水洗浄便座を完備するなどうれしい配慮もあり、さらに足を運びやすい球場へとパワーアップしている。

　昨年時点で年間指定席が完売するなど、ほぼ毎試合のように・・・