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プロの技を盗め!最新変化球論

ソフトバンク・千賀滉大の変化球レッスン!世界を震撼させた『フォーク』

 

3月のWBCで世界に名を轟とどろかせたこの男。“お化けフォーク”の原点は、ブレークした3年目を迎える前の自主トレにあった。
取材・構成=岡本朋祐、写真=湯浅芳昭、BBM


 僕イコール、フォークというイメージが強いと思いますし、「代名詞」にもなってきているのかな、とは思います。“お化けフォーク”という表現は、よく分かっていないんですけど(苦笑)、なかなかないネーミング。評価していただけていることだと思うので、うれしいです。

 蒲郡高のときからフォークを投げていますが、指を広げて投げる程度で、フォークと呼べるものではありませんでした。スプリットみたいな感じで、打者の目線を外す程度。決して通用する球種ではありませんでした。プロ入り後も使えるボールではなく、本格的に練習しようと、2年目のオフ、2013年のシーズンに入る1月の自主トレで、吉見(吉見一起中日)さんに教わり、試行錯誤しながら今の形になっていきました。尊敬する先輩でいろいろ勉強させていただきました。

 握りは正直、あまり言われなくて、人それぞれでもありますからね。とにかく「低めに投げる」ことを教わりました。(プレートから本塁の)18.44メートルの距離を投げるのではなくて、10メートル、5メートルでも、ワンバウンドを投げる練習。吉見さんからは「低めに投げる意識を植え付ければ、変わるから」と。その反復練習がためになったと思います。ワンバウンドという意味では、WBC(アメリカとの準決勝、キンズラーに抜けたフォークを打たれ左中間二塁打。一死二、三塁から次打者の三ゴロ失策で決勝点)でのあの1球だけは、低めに投げる感覚が薄かった。ボールからボールという意識が教訓となった1球。しっかりと考えることができれば、シーズンでも出し切れるかなと思います。

 さて、握りの最大のポイントは、人さし指だけ・・・

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