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楽天イーグルス徹底比較

「13星野楽天」vs.「17梨田楽天」どっちが強い!? そして優勝の可能性は!?

 

目指すは2013年以来4年ぶりのリーグ優勝、日本一。それなら当時と今の戦力を比較すれば、楽天優勝の可能性も見えてくる!?というわけで、5つのテーマを設けて比較してみた。
※2013年と17年交流戦終了時点のデータで比較


テーマ1 先発三本柱 若手がいまや大黒柱


 優勝当時のエースは言わずと知れた田中将大。前人未到の24連勝でシーズンを終えることになるが、交流戦終了時点では12試合に登板して9勝をマークしている。これに続いたのが則本昂大で6勝3敗。1年目とは思えぬ堂々たるピッチングで先輩の背中を追いかけた。もう1人は先発転向2年目の美馬で4勝。だが被弾も多く、防御率は良くなかった。

田中将大


 田中がチームを去った後、2人がたくましく成長。今季、則本は8試合連続2ケタ奪三振をマークするなど早くも8勝。7勝で続く美馬も防御率1点台と抜群の安定感を誇っている。そして忘れてならないのが岸孝之の存在。調子が悪いなりにも試合を作る投球術は、若手も見習いたいところだ。三本柱のバランスの良さは前者を上回る。


テーマ2 助っ人コンビ 破壊力は両者譲らず


 当時の助っ人コンビは歴代最強と呼べるだろう。マギージョーンズである。いずれも現役バリバリのメジャー・リーガーで、ともに中軸に座り重量打線を形成。交流戦終了時点でマギーが13本塁打、ジョーンズが11本塁打と得点力アップに貢献している。

 ただし、本塁打数では・・・

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