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12球団一、二番事情を大解剖!

オリックス・試行錯誤で固まらぬ斬り込みコンビ

 

打線の導火線となる一番&二番打者。リーグの違いによって役割も変わってくるががっちりと固定できているチームもあれば、いまだ試行錯誤を続けるチームもあるなど、一、二番事情は様々。各球団の現在地を見ていこう。
※選手成績は打順別成績。チームDATAの「先発一番」「先発二番」の成績は、先発起用されたすべての一、二番のトータル。記録は6月29日時点。

二番 大城滉二 9試合 8安打 0本塁打 1打点 1得点 1盗塁 3四死球 5犠打 打率.276 出塁率.344


 果たす役割が大きいのは成績が物語る。安達了一が開幕一番を務めるも、4月8日の日本ハム戦[京セラドーム]から一番に座った宮崎祐樹が19試合連続でリードオフマンを務めると、その間、宮崎は打率.345でチームは13勝6敗。二番は流動的も、チャンスメークを果たして打線を活性化させた。主軸にはT-岡田、ロメロ小谷野栄一中島宏之と好打者が並ぶだけに、一番が好調だと打線がつながりを増した。

 だが、宮崎が不調に陥り、二軍降格すると、リードオフマンも流動的に。開幕時の安達や、駿太、武田健吾らを相手投手の左右に応じて日替わりで起用。シーズン折り返し目前で、早くも起用人数は9人を数えている。

 固定できないのは二番も同様だ・・・

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