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怪物に挑んだ男インタビュー

新垣渚が見た“怪物・松坂大輔”

 

2年の秋、松坂大輔との唯一の対戦が新垣渚の意識を変えた。甲子園で再び──。思いは届かず、明暗分かれた両者。当時を振り返る新垣からは、ライバル心だけではない、松坂への特別な感情があふれていた。
取材・構成=菊池仁志、菅原梨恵、写真=BBM


すべては対戦から


1997年の神宮大会決勝、関東王者・横浜高と相対した。沖縄水産高が勝てば沖縄県勢初優勝となる一戦だったが、3対5での敗戦。無敵を誇る大きな壁が立ちふさがった。

 ダイスケ(松坂大輔)を初めて知ったのは2年秋の神宮大会です。僕らは秋季沖縄大会、九州大会で優勝して、神宮大会でも決勝まで進み、ダイスケのいる横浜と対戦。僕は試合途中からリリーフ登板しました。ライト前かな、打たれた記憶がありますね。

 神宮でダイスケと対戦して、初めて目標ができた感じがします。チームとして横浜に勝ちたいと思いましたし、個人的にはダイスケより速い球を投げたいと思いました。そこからはかなり意識して、勝手なライバル心を燃やして、スピードでは負けたくないと思っていました。これも対戦したからなんですよね。実際に戦っていなかったら意識しないままに終わっていたかもしれない。そういう意味では大きな転機となった大会でした。

 当時の沖縄水産は、栽(栽弘義)監督(故人)がかなりの気合を入れて・・・

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