松井秀喜が“5度目の一塁”へ向かった直後、球場全体から罵声と怒号が響き、無数のメガホンがグラウンドへと投げ込まれた。2対3で惜敗した94年夏の2回戦・明徳義塾高戦。のちに
巨人で四番を張り、
ヤンキースではワールド・シリーズMVPに輝く男は5度の敬遠四球で一塁へと歩き、聖地を去った。
1年夏から星稜高の四番を打ち、春夏合わせて4度の甲子園出場。2年夏に1本、ラッキーゾーンが撤廃されて全体の本塁打数が激減した3年春も「僕には関係ありません」と・・・
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