キャンプの時点ではレギュラー争い最激戦区だった二塁のポジションで移籍1年目35歳・田中浩康、生え抜き最古参31歳・石川雄洋が勝利に貢献している。自分を捨て、チームプレーに徹する2人の姿勢からは、若手も多くを学んでいるようだ。 7月に入って貯金が増え始め、
DeNAが安定航海に入ってきた。CS圏内であるAクラスを確実にし、大逆転優勝に向けても鼻息が荒くなっている。
桑原将志、
筒香嘉智、ロペス、
宮崎敏郎、
梶谷隆幸、
倉本寿彦……。レギュラーが固定されつつある中で、捕手とともに併用となっているのが二塁だ。長く石川雄洋が守ってきたポジション。適任者不在というわけではなく、それぞれが味のある働きで貢献している。先発出場の内訳(7月27日現在)を見れば37試合の石川が最多で、田中浩康は33試合。
柴田竜拓(7試合)とエリアン(6試合)が続いている。
3月31日に行われた
ヤクルトとの開幕戦[神宮]。特別な気持ちでグラウンドに立ったのは35歳の“ルーキー”、田中浩だった。
「選手としてプレーできるチャンスを・・・
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