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日の丸背負った侍BIG3の実力

清宮幸太郎(早実) “侍”キャプテンの選択

 

“U-18(および高校日本代表)史上最強の打線”と大会前から大きな話題を集めたのは、東のNo.1スラッガー・清宮幸太郎に西のNo.1・安田尚憲に加え、甲子園最多6本塁打の中村奨成が打線に名を連ねたからだ。最注目の侍BIG3をはじめ、カナダでもその実力を発揮した12球団最注目の侍球児たちから今回のドラフト特集をスタートしよう。
取材・文=岡本朋祐、写真=早浪章弘[本誌特派]


 カナダでも最大の関心事だった。高校日本代表チームに同行した関係者から「清宮君の進路はどうするんですか?」と、逆取材をされたほど。すると、意外な場面で「希望進路」について話す機会がきた。オープニングラウンド5試合を終え、スーパーラウンドを控えた前日(9月6日)は予備日。侍ジャパンU-18代表は約2時間の軽い調整を行った。練習後に現地カナダのラジオ局のインタビュー。通訳を挟む形で、日本人メディア50人も清宮を囲んだ。日本一有名な高校球児でも、カナダでは知られた存在ではない。同ラジオ局も“蓄積”がないため、ある意味で、初歩的な質問が多かった。

「日本でスターとして有名なのは、どんな気分?」「レストランとかで『サインをください』と言われるのはどうですか?」。さすがの清宮も、困惑気味。最後は「次のステップ、将来は?」。日本メディアが最も知りたい“核心”を突いてきたのだ・・・

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