ともに圧倒的な勢いでVロードを突っ走った2チーム。ただし、データを見ると、その強さは、似ているようで違っている──。 ※成績は9月17日現在 ポイント1 先制のホークス、逆転のカープ
ソフトバンク89勝42敗。
広島83勝48敗4分。ともに圧倒的な強さで勝ち進み、マジック1も同時点灯。59年ぶりのセ、パ同時優勝かとも言われたが、台風の影響もあって、この原稿の締め切り時点(9月17日現在)ではソフトバンクのみの優勝が決まっている。
ここではまず、両チームの勝ちパターンを見ていこう。下の図が12球団の勝ちパターンを3つに分類し、比較したものだ。
その違いが顕著なのは先制勝利と逆転勝利の数。ソフトバンクが先制しての勝利が圧倒的に多いのに対し、広島は逆転勝利数がかなり多い。さらに言えば、広島の場合、先制して勝つというケースは最下位
ヤクルトを除く他球団と大差ない。今季「先制点を取る」という点については、特出していなかったことが分かる。
対してソフトバンクの場合、逆転が少ないというより・・・
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