激しい2位争いを繰り広げる両チーム。試合数は楽天のほうが7試合多く、それがどう影響するか。今季、その戦いぶりをつぶさに観察してきたOB解説者は今後の展開をどう予想するか。 ※成績は9月24日現在 松沼博久氏「指揮官のブレないさい配。それに選手たちも応えた」
決してブレない。
辻発彦新監督は今年1年、勝利のために自分の信念を貫いたように思います。その一つが守って、走って、点を取る野球。開幕からしばらく、打撃で結果が出なくても
木村文紀を起用し続けましたが、それは「足」「好守」があるから。開幕直前には快足を誇る内野手の
外崎修汰を、キャンプでほとんど練習していないのに外野手に抜てき。これは「打つだけ」の選手は使わないというメッセージでした。
確かにバッティングは水物。でも足を絡めれば少ない安打でも得点を積み上げることができるわけです。当然、長距離砲もいるので、リーグトップの得点を稼げているのでしょうが、それプラス・・・
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