来年のチーム作り、未来のチーム構成にとって2017ドラフト会議は各球団にとって成功と言えたのだろうか。ここでは本誌球団担当が「運命の10.26」を厳格に判定し、点数をつけた。また今ドラフトの収穫と誤算、そしてこの結果から見えてくる戦力構想とは──。 採点は100点満点。「近年3年間のドラフト指名内訳」表は入団拒否者を含む。育成指名は含まない オリックス 今年のドラフトに誤算はなし
1位で
西武と競合の末に社会人No.1左腕の21歳・
田嶋大樹(JR東日本)を獲得し、2位でも社会人右腕の
鈴木康平(日立製作所)と左右の即戦力投手の指名に成功。補強点であった内野手も
福田周平(NTT東日本)を3位で指名と、全指名8人を高校生と社会人で占めた。3年連続Bクラスの低迷の中で若返りを図るチームが求めたのは“若き即戦力”だっただけに戦略どおりの・・・
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