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12球団補強最前線 2017-2018

【12球団補強最前線】西武・手薄な投手陣に厚みを持たすため、優良外国人の獲得が必須

 

ドラフト、さらに日本シリーズも終わり、各球団の補強への動きが本格化してきた。果たして、あの選手をあの球団は本当に獲得するのか。いや、むしろ本当に必要なのか。今回は12球団の現状の戦力を分析し、補強ポイントを探っていく。
※情報は11月12日現在

監督 辻発彦(2年目)

二軍スタッフにマイナーチェンジを行った。一軍スタッフは変更なし。各自、さらに選手のレベルアップに尽力する


伸びシロが補強に


 今季、辻新監督の下、3年連続Bクラスから脱却して2位へ躍進したが優勝したソフトバンクとのゲーム差は13.5。この差を埋め来季、2008年以来の優勝を手に入れるためには個々のレベルアップはもちろん、戦力層アップを図らなければいけない。しかし、後者に関しては資金にも限りがあるため、多くは望めないのが現状だ。

 今秋のドラフトでは「最重要補強ポイントは左投手」(渡辺久信SD兼編成部長)という方針で、まず社会人No.1左腕の田嶋大樹(JR東日本)を狙ったが抽選の末、オリックスにさらわれた。外れ1位で手にしたのが同じく左腕の齊藤大将(明大)。さらに5位でアンダースローの與座海人(岐阜経済大)を獲得・・・

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