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第2のスタート地点 それぞれの道へ

引退を決意した男たち 巨人・松本哲也 “育成の巨人”復活へ自身の経験を伝えていく

 

新入団選手がいれば、現役引退を決意した人間もいる。結果がすべてのシビアな世界は数字で選手の価値が判断されてしまう。思うような結果が残せないやるせなさと無念の気持ちを抱えながら、葛藤しながらユニフォームを脱いだ男たち。彼らは新たな思いを胸に、第2のキャリアを歩み始めている。


 11月1日、ジャイアンツ球場に背番号105が縫い込まれた懐かしいユニフォーム姿の松本哲也の姿があった。宮崎秋季キャンプに参加していない残留組の秋季練習がこの日からスタートし、ファームのコーチングスタッフも新体制に。今季限りで現役を引退し、三軍外野総合コーチに就任したばかりの“松本コーチ”も、この日が指導者デビューだった。2009年には109安打、打率.293をマークした小さな巧打者も、勝手が違う外野ノックには苦しんでいたが(選手からのヤジに「練習する!」と上達を誓っていた)、引退を発表した際には・・・

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