年明けと同時に2018年ドラフト戦線が本格的に動き出した。毎シーズン、高い関心を集めるスカウティング活動ではあるが、各球団の編成&スカウトの顔ぶれはあまり表に出てこない。ここではどんな経歴のスタッフが、どんな意図で選手を発掘しているのかを検証することで、12球団のスカウト方針を比較する。 ソフトバンク・適材適所、明確な役割分担
現場復帰した
小川一夫二軍監督に代わり、球団統括本部編成・育成部長兼スカウト室長に昨年12月1日付で、同本部ディレクターだった
永井智浩氏が就任した。1998年ドラフト1位で前身のダイエーに入団し、NPB通算28勝を挙げた右腕で、現役引退後の2007年からフロント入り。アマスカウト部門も束ねる立場となり、その手腕が期待される。チーフ(前チーフ補佐)に昇格した福山氏が全国、宮田氏は有力選手が多い関東を統括。また、投手発掘に定評のある作山氏が「投手担当」を兼任し、全国に目を光らせる。18年の新入団スタッフとしては横浜(現
DeNA)、
日本ハム(2度)でスカウト歴がある
岩井隆之氏が就任した。過去2球団でも担当した九州地区でその人脈を最大限に生かして・・・
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