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虎最強のブルペンを担う男たち

阪神・藤川球児インタビュー 選手たちが幸せになればこそ 「僕の役目は投手陣全体を見て、みんなの体の変化に気づいてあげること」

 

昨季、阪神のリリーフ陣の防御率は12球団No.1を誇った。この投手陣をまとめているのがベテランの藤川球児だ。今季の春季キャンプでは終始リラックスした様子で、投手陣に笑顔で声を掛けている姿が目立つ。その笑顔の“真意”を大いに語った。
取材・構成=椎屋博幸、写真=小山真司、早浪章弘


年齢に合った投球フォームをつかんだ


ブルペンでは悲壮感はまったくない。余裕の表情で投球フォームを確認しながら投げ込む藤川球児の姿がある。時に笑顔を見せ、時にやわらかい表現で若手にもアドバイスを送る。自分の投球フォームに確信を得たことが、そういう行動にもつながっている。

 もちろん、体のどこかに不調があれば元気もなくキャンプを過ごしているとは思うんですけどね。今はすごく元気なんですよ。去年の段階で、こういう形でいければ抑えられるというか、大丈夫というのが分かってきたのでね。それもあって春季キャンプは、リラックスして自分のペースでできていますね。純粋に楽しく野球をやっています。去年途中に、投げる形を変更した中で、これなら大丈夫というのをつかんだんですよ。二段モーションが再容認されましたが、今季それを使って投げようとも思わないくらい、自分の形を作ることができましたね。

 体の状態は毎年違うのですが、年齢とともに体力が変化してくるわけです。この年(38歳)の僕の体に合った投球フォームというのが絶対あるわけですよ。それを追求していき、求めていたものに出合ったからこそ、今はいい状態ができているんです。

 同じトレーニングをしながらも、年齢とともに筋肉が変わることで、球を投げる出力も変わる、そこを感じられるセンスも必要です。その部分で去年はいい感じの投球フォームができ、今年も同じ状況になっています。

 現在の僕の役目として、チーム全体というか投手陣を・・・

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